心理職はバランサー足るべし

 人間は欲望と理性を  心に同梱せし 二律背反な存在。 故にバランスを大事にする。 人間は不幸を迚も嘆く、 誰しも不幸にはなりたくない。 だが不幸を嘆く事が 出来る人は実は幸いな人。 何故なら不幸を 嘆く事ができる人は その前に必ず幸福があるから。 ずっと不幸の人は 幸福を知らないので 不幸を嘆く事すら出来ない。 不安も又同じである。 不安を感じればこそ  人はその不安を払拭する為に 努力をする。 不安が無ければ 人は努力を怠って 居たかも知れない。 不安があればこそ 人はその不安を 払拭する為に 努力をし結果 不安を払拭できる。   そして一段階成長した 自分の存在を 感じる事が 出来るのである。 悪も同じ   悪の存在があればこそ 悪を憎み善を尊ぶ事が できるのだ。 善だけならば 悪を知らず結果 其処に成長を見て 取る事は出来ず。 悪があり 悪を憎む心が あればこそ 人の成長は叶う。 然し何方もバランスが大事。 片方が多すぎても 少なすぎても バランスは崩れ 心の均衡も 保てなくなる。 然れど中々バランスを 保つ事が人は困難。 故に心理職が 失われたバランス感覚を 取り戻し正常な心に 戻して差し上げるのである。 そういう意味で 我々はバランサーで あらねばならぬと考えている。 然れどバランサーたる 我々も中身は結構不安定だが(笑) https://www.instagram.com/p/CFCgUhTgAHy/?igshid=1532ikb43apzj