ゲーム規制条例の違法性について或いはゲーム依存症についての間違いについて

端的に『ゲーム依存症』であるか否かは其処に生産性があるか否かである。其は『ゲーム依存症』に限らず全ての『依存症』と呼ばれる物に共通する所である。例えば物造りの人達は其等の依存度が高い環境にあるが其によって生産性を持ち利益を得ている。酒造りや珈琲造り等様々な環境において現時点で医学的に依存症だと定義づけられている物の中にそういう日本の礎を築いた多くの生産者という存在がいる、匠という存在がいる事を我々は忘れるべきでは無い。少なくとも私がこうして心理学者となり文筆家となれたのはゲームのお陰である所が迚大きい。そして今も尚ゲームを使った心理療法にて引きこもり対策や依存症対策を講じているという段階において寧ろ不必要な条例を作り規制をかける行為は其こそが『規制依存症』であり、『条例依存症』であると言わねばならないと一医療従事者の私は考える物である。医療人としてゲーマーとして今回の条例に関しては反対の立場を取る物である。