『パッションフルーツは「情熱のフルーツ」ではない』

ブラジル南部原産のパッションフルーツの「パッション」の意味は「情熱」と思われがちだが実は「キリストの受難」を意味している。 1610年頃、南米を旅していた
スペインの宣教師が、この花のめしべの形に、十字架に架けられたキリストの姿を見た。そして思わず「パッション(受難)の花だ!」と叫んだことから、パッションフルーツ命名されたのだ。 そしてこの「受難」が、「苦しみ」「悲しみ」「感情」「熱中」「激情」のように激しさの度合いを増しながら語義を変えていったのである。

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