浮気が齎す常態行動児童教育心理学的影響

『浮気は男の甲斐性』では無い。 『浮気』が貴方の大切な子の 人生を狂わせる元のなるなら それでも我欲の為に浮気を続けるか? 人一人のそしてそれに関係する 全ての人の人生を狂わして迄 一時の狂事に身を任せるか? 嘗て私が扱った案件の話。 所謂旦那が重篤な浮気性。 此はもう一種の精神疾患。 女房は旦那を 給料運搬係と認識し 夫の地位も父親としての 尊厳も家庭には無い。 子供は当然両親から 貰える筈の充分な 愛を受けとれず 母親の歪曲した 偏愛だけを受け 大きくなった。 そう言う子供は 愛し方を知らぬまま 成長する。 人の愛し方を知らぬ故に 恋愛がうまく行く筈もない。 然れど父親と母親の 冷めきった夫婦関係が 彼の恋愛の雛形故に 上手く行かずとも 何とも思わない。 年齢を重ねても 結婚願望もなく 刹那を生きるのみの 人生である。 母親は子供を不憫に思い 我が門を叩かれた。 私は子をこんな風にしたのは 貴方達夫婦の間違った愛が そうさせたのだと話した。 其処で初めて 夫婦共に己の愚行に 気付いた。 目の前にいるのは 己の愚行の犠牲者。 其を目の当たりにし 初めて目が覚めた。 それからは努めて 夫婦の時間を大切にし 夫婦の本来あるべき姿を 子に見せ続けた。 その甲斐もあり 晩婚だが 良き伴侶に恵まれ 子宝にも恵まれた。 恐らくあのまま 続けていたら あの家は絶えていた。 一人の人間の身勝手が 一族の存亡に掛かる事を 失念すべきではない。 https://www.instagram.com/p/CFG86ZLgJwF/?igshid=3fls3y0p1g0k