色彩選択の裏に潜む恐怖

色彩選択に関しては 実は脳科学的には二種類ある。 『自主的意識的選択』 『依存的無意識的選択』である。 色彩心理学的には 黒を好む傾向が強い人は お心が乱れていて その乱れを正す意味で 黒色を好まれる場合が多い。 もしくはお心の乱れを 悟られないようにせんが為もある。 結婚式の燕尾服や お葬式の喪服等慶弔事で 黒色が多い理由が実はこれ。 家人を家から送る身内の寂しさ、 故人を天界へと運び悼む苦しみを 隠す為の色。 されどこの『選択色』も 『意識的選択』か『無意識的選択』で 選られる結果は格段に違う。 つまり選択における 責任の所在を何処に求めるかで 得られる結果は著しく変わる。 選択の責任の所在が自分である、 つまり『自主的選択』である場合 その選択は『意識的選択』なので 問題はない。 どういう結果も 選んだのは自分であり 言い逃れはできない。 そういう覚悟で選んでいるので 例え選択が誤りであっても 受ける衝撃は少ない。 併し『依存的選択』の場合 選択は『無意識的選択』であるので この場合問題が出てくる。 第一に得られる結果が 好ましいからざる場合 選択を『自主的』ではなく『依存的』に選ばされた事の後悔が先に立つ。 第二にこの無意識的選択により 『騙された感』が増し選択における 嫌悪感は選択のみならず選択を含む 大枠自体へ及びそれを勧めた人物をも 嫌悪するようになります。 これが嵩じてくると 人心不信へと陥り 視線恐怖症人格障害果ては 離人症へと発展して行く恐れが有る。 これが色の問題である場合 色自体を嫌悪し 色を身につける人を嫌悪する 可能性も否定はできず 社会生活自体を営む事が困難となる。 『引きこもり』等の 原因の一つにこれが挙げられる。 選択一つをとっても その重要性は高いと言わざるを得ない。 『流行色』を取り入れる事は 生物学的生存欲求が成せる業故に 止むを得ない部分もあるが なるべく同じ『流行色』でも その取り入れ方に少しでも『独自色』を取り入れる事で様々な問題回避に繋がると私は考えます。 https://www.instagram.com/p/CFCkQ6SAvdS/?igshid=1oxxhvbilm6wj