『1、3、5……という「奇数」が日本で好まれる理由』 

 

日本で、七草粥を食べる人日は「1月7日」、ひな人形を飾る桃の節句は「3月3日」、端午の節句は「5月5日」、七夕は「7月7日」、重陽は「9月9日」と、五節句(五節供)はいずれも奇数日。「七五三」もすべて奇数だ。さらに、結婚式のご祝儀も、割り切れる数字は〝別れる〟からと敬遠されて奇数が多いし、香典も、不幸が重ならないようにと、1万、3万円などの奇数が選ばれる。 なぜこれほどまで奇数にこだわるのかというと、中国伝来の「陰陽道」が関係しているそうだ。陰陽道では奇数は「陽」の数字だから吉、偶数は「陰」の数字だから凶とされ、奇数を尊ぶ風習が根づいたという。


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