クリスマスを「Xmas」と表記する所以
クリスマスは英語で「Christmas」と書くが、
なぜ「Xmas」とも表記されるのか。
抑、「Christ」はキリスト、「mas」は礼拝、
祝祭日を意味するが、ギリシャ語ではキリストを「Χριστός」と表記する。
英語のChristの部分をXに置換したのがXmas。
然し近年欧米ではXmas表記は敬遠傾向にある。
Xが英語のアルファベットの一つと認識され、
本来の宗教的な意味合いが薄れ、
商業的な印象が強まった事等が危惧され、
公式の場で使われなくなった。
一方、日本ではXmasは娯楽的な色合いが濃く、宣伝などではChristmasよりも短い表記のほうが使い勝手がよい為、Xmasを使うケースも多い。
因みにXはChristの省略では無く「X'mas」の
様にアポストロフィー表記は誤りである。